酒田のラーメンは
自家製麺比率が
8割にもなる!!

酒田のラーメンを考える会でも9割のお店が自家製麺というこだわりようなのだ。


東中の口三日月軒さん


麺づくりはラーメンの基本
原料の小麦粉からこだわった


「昔はラーメン屋になろうとしたら麺は自分で打てなければ話にならなかった」というほど、麺づくりはラーメンの基本であり、そのこだわりは酒田のラーメン発祥の時から受け継がれてきた。「酒田のラーメンを考える会」では原料の小麦粉からこだわってきた。製粉会社の技術者を招いて勉強会を開き、各店に合う小麦粉の種類や調合から研究を始め、試行錯誤を繰り返して現在の麺に辿り着いたのだ。NHK番組『プロジェクトX』並みの物語が一杯のラーメンを支えているのである。そしてそれぞれの店のオリジナル麺は今も改良が重ねられ進歩し続けているのだ!



煮干しなどの
魚介類を使った
湊町酒田の味

酒田のラーメンの基本となるスープは昆布と煮干しという和風の味に原点がある。


新月さん


スープづくりは店の看板づくり
味の探究は終わりがない


「酒田のラーメン」のスープの特徴はすっきり醤油味だ。脂分も少なくさっぱりしているが、何ともいえないコクがある。港町らしくトビウオやカツオブシ、サバブシ、煮干し、こんぶ等豊富な海鮮ダシを上手に使い旨味を存分に引き出しているのだ。魚介系ダシを基本に、豚コツや鶏ガラ等の動物系ダシ、シイタケやネギの野菜類を加え、旨味が複雑玄妙にからみ合ったスープ。ここになおかつ各店ごとにこだわりぬいたオリジナルの妙技が加わるのだ。シンプルに見えるスープの何という奥深さ!



大正時代関東大震災の後に焼け野原を屋台を引く支那そば屋が見受けられるようになって全国に拡がったらしい。
酒田では大正15年に開店した「新盛軒」であるとする説や「財源軒」だとする説などがありますが、いずれにしろ大正の末から昭和にかけて支那そば屋や中華料理店が市内に増えていった頃が「酒田ラーメン」の始まりらしい。
やがて「大来軒」をルーツにした大来軒系、そこかわ分かれた三日月軒系、「満月」での修行者が独立した満月系など、さまざまなラーメン店が群雄割拠するようになった。

【Column.1】
よくいわれる
カンスイって何?

【Column.2】
加水率とか
多加水麺って何?

【Column.3】
チャーシューと
煮豚の違いは?

【Column.4】
麺の太さと量
地域での違い